なんだかんだ、わが家に子どもがやってきてからもう5年。
ふとした瞬間に、「あぁ、もうそんなに経つのか」と思うことがあります。
たかが一人、子どもを育てているだけですが、
僕なりに子どもと向き合うときに意識していることが、いくつかあります。
まずは、「自分の子ども時代を振り返ってみる」こと。
そして、「できるだけやらせてみる」こと。
5歳になって自己主張もぐんと増えましたが、
これまでにいわゆる“イヤイヤ期”など、他の子たちも通ってきたであろう道を、わが子もしっかり通ってきました。
今となっては遠い昔のこと。
しかも「イヤイヤ期」なんて記憶の片隅にもないのですが、
おそらく自分も同じように通ってきた道なんでしょう。
思い返せば、僕もよくゲームやおもちゃをねだっては、なだめられていました。
今、親の立場になって思うのは——
子どもが「やりたい」と思うことは、できるだけやらせてあげたい。
たとえ失敗が目に見えていても、まずは挑戦させてあげたい。
正直、「僕が子どものころは買ってもらえなかったなぁ」とか、
「自分のときはめちゃくちゃ怒られたなぁ」と思うことはしょっちゅうです。
でも、それが金銭的なことなら、
「自分の親よりも、子どもに豊かな経験をさせてあげられてるんだ」
「そんな親を育て上げてくれたのが、僕の親なんだ」
そう思うようにしています。
子どものうちにする失敗なんて、正直、大人の想定の範囲内。
しっかりネットを張って備えておけば、
子どもの知らないところでフォローできるものです。
それよりも、子どもの“創造力”や“好奇心”は、
ときに大人の想像を軽く超えてくる。
抑えつけずに見守れば、とんでもないことをやってくれる。
もしかしたら、その力がいずれ世界を救うかもしれません。
話がちょっと大きくなりましたが(笑)
子どもと一緒に楽しんで、悲しんで、いろんな感情を共にすること。
それが、子育てでいちばん大切なことなのかなと思います。
少し真面目になりましたが、
明日もゆるっとやっていきましょ。

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